2018年6月15日に住宅宿泊事業法が施行され、この記事を書いている時には、札幌市でも600件以上の民泊の登録がされました。
現在、札幌市は、民泊が一番多い市町村となっております。
当事務所でも多数の届出を出し、全体の10数%は当事務所の届出によるものです。
札幌市で、多く届出を出している事務所として、札幌市では民泊の届出が多いのかを考察してみました。
1 賃料の安さ
まず、第一に挙げられるのは、賃料の安さです。
住宅宿泊事業法の制定により、不在型民泊の場合は住宅宿泊管理業者をいれなければならないこととなっていますが、これは民泊事業者の費用的な負担が増えることを意味します。
札幌市では、毎月かかる家賃が安いため、そういった面で人気が出たと思われます。
2 180日ルールでも…
札幌市では繁閑の差が激しいと言われています。
つまり、お客様がくる時期、来ない時期が明確という意味です。
具体的に言うと、6月から8月の夏のシーズン、12月から2月の冬のシーズンにお客様が非常に入り、そのほかのシーズンはあまりお客様が来ない。
宿泊事業者さまにとって、これは大きな問題です。
しかし、民泊にとっては、どちらにせよ180日間しか営業できないわけですから、あまり関係ないわけです。
私としましては上記のように考察しております。
札幌市では、これからまだまだ民泊は伸びていくことが予想されます。
民泊につきましてなにかご相談がございましたら、是非当事務所までご連絡いただけましたらと思います。